Coca-Cola Signature Mixers

英国限定発売『コカ・コーラ シグネチャーミキサー』です。このシリーズは2019年の夏、カクテル用に開発・販売されました。コカ・コーラの販売最初期に使用されていたハッチソンボトルを模した瓶が美しいですね。中に入るフレーバーは「SMOKY NOTE」「SPICY NOTE」「HERBAL NOTE」「WOODY NOTE」の4種 。カクテル専用に設計されていますが勿論そのまま飲み、レビューしていきます!

「シグネチャーミキサー」という名前の通り、4種のラベルにはそれぞれフレーバーを調合したミクソロジストの名前が刻まれています。

「01 Smoky Note」はMax Venning氏
「02 Spicy Note」はAdriana Chía and Pippa Guy氏
「03 Herbal Note」はAntonio Naranjo氏
「04 Woody Note」はAlex Lawrence氏

はじめは『Coca-Cola Signature Mixer Smoky Notes』です。 イランイラン、アンブレットシード、ペルーバルサム、樫皮エキス、グアヤクウッドなど、味の見当もつかない材料の数々。それを調べるのも楽しいです。香味は木の香も加わる複雑な燻香、アーシーさ。それでいてコーラのフレーバーとの調和が取れているのが面白いです。

お次は『Coca-Cola Signature Mixer Spicy Notes』です。ライム、生姜、ローズマリー、ジャスミンと、比較的馴染みのある材料に加え「ハラペーニョ」の文字が。ちなみに「Jalapeño soda」で検索すると結構ヒットしますので、ハラペーニョフレーバーの清涼飲料水は場所によってはポピュラーなようです。始めはフルーティーさ軽やかですが、余韻にピリッと辛味が残ります。全体的に繊細で上品な味に感じました。

次に『Coca-Cola Signature Mixer Herbal Notes』です。ホップ、ディルシード、マリーゴールド、レモングラスが使用されています。フローラルさと若干の雑味があります。薬っぽさを感じながらも柑橘感爽やかなのは、シトラールを含むレモングラス由来でしょうか。バランスの取れた味です。

最後は『Coca-Cola Signature Mixer Woody Notes』です。材料にはパチョリ、コパイババルサム、バジル、ベチバーに加え柑橘類には柚子が使用されていま。後味に微かに木の根を彷彿とさせる香りを感じます。全体的に非常に淡いフレーバーなので、少し温い状態で飲むことをお勧め致します。

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