



『ダイドー THE コーラ』です。大阪府大阪市北区中之島に本社を置く清涼飲料水メーカー「ダイドードリンコ株式会社」さんより発売されました。具体的には、自動販売機では3月2日(月)より、量販店などでは5月25日(月)より発売予定となっており、販売形態によって約3か月の差があります。
ダイドーのコーラといえば、同社の炭酸飲料ブランドである「mistio」や「復刻堂」から登場してきましたが、今回はそれらのブランド名を使用せず、「THE コーラ」と定冠詞を冠した商品名となっています。そのネーミングからは、なかなかの自信もうかがえます。
パッケージについては、過去のダイドーのコーラと比べてもかなり洗練された印象です。ペットボトル形状は2021年発売の「ミスティオ コーラ」を踏襲しているように見えますが、ラベルデザインはさらにブラッシュアップされ、筆記体調のロゴと背景のコーラと氷のビジュアルがよりビビッドになり、洒落た雰囲気と爽快感が増したように感じられます。ただし内容量は410mlから400mlへと、わずかながら減少しています。
直近のmistioコーラは果糖ぶどう糖液糖のみ、復刻堂コーラは砂糖と果糖ぶどう糖液糖の混合でしたが、本商品では果糖ぶどう糖液糖に加え、人工甘味料のアセスルファムKが使用されています。その結果、カロリーはこれまでの商品の約4割程度に抑えられており、某コーラの160ml缶と同程度のカロリーとなっています。低カロリーで量を飲みたい方には魅力的な仕様かもしれません。
プレスリリースでも「強炭酸」とうたわれている通り、炭酸の刺激はなかなかのものです。味の自体は既存のものから一新されたような印象をうけますが、これまでのダイドーのコーラの系譜も感じさせ、どこか懐かしさもあります。しかし一方で、人工甘味料特有の後味が少し気になる部分でもありました。
なお、2021年発売のミスティオコーラの希望小売価格が税抜130円だったのに対し、本商品は170円と、およそ3割程度の値上げとなっています。最近は物価上昇の時代ですので値上げ自体はやむを得ない面もありますが、「THE」を冠した商品名でありながら人工甘味料を追加した点は、なかなか思い切った判断だと思います(笑)。
ダイドーは過去最大の赤字や自販機の大量撤去などのニュースも記憶に新しいところですが、今後どのように飲料ブランドを再構築していくのか、興味は尽きません。