もったいないこーら

 香川県・小豆島のご当地クラフトコーラ『もったいないこーら』です。その名前になっている通り、このコーラのテーマは「もったいない」であり、クラフトコーラを作ろうとしたきっかけも、小豆島内で耕作放棄された果樹をどうにか活用できないかという想いからきているようです。
 もったいないこーらの作り手である、けんたろう氏・しょう氏は小豆島内で農園を運営されており、そこで栽培されたレモンをはじめ、金柑やダイダイも同島産のものが使用されています。また、ラベルの中心に描かれている人物は小豆島在住の「柑橘おばちゃん」なるご婦人で、「もったいない」が口癖なのだそうです。
 黒糖の深いコクと柑橘の豊かな香り、金柑の苦みが際立ち、島の恵みを存分に感じることのできる味わいになっています。全体的にまろやかな味わいですが、スパイス感が程よく刺激を加えておりバランスも良いですね。
 このコーラには小豆島の魅力を伝えフードロスを無くし、「もったない」と呼ばれれている材料が朽ちることなく人々に届いて欲しいという願いも含まれています。私自身、そのような時代がくることを願ってやみません。

もったいないこーら

もったいないこーら、正面

もったいないこーら、横面

もったいないこーら、横面2

もったいないこーら、グラス
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